【まとめ】①教育原理 重要語句 教採一次試験対策

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教育原理 重要語句 まとめ①

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インテリジェントスクール

高度な情報環境を有し、学校教育ばかりでなく生涯学習に活用できる多様で複合的な機能や施設を備えた学校。学校教育と社会教育の垣根を取り払い、教育を学習者中心に転換していく考え方が基盤となっている。

 

オープンスクール

 教室の壁を取り払い、多目的スペースを設置するなどして、画一的な一斉指導を児童中心、学習者中心へと変革しようとする学校である。第二次世界大戦後のイギリスにおける児童中心主義が基盤となっている。

 

コミュニティ・スクール

地域独自のニーズに基づき、地域が運営に参画する新しいタイプの公立学校。公立学校でありながら従来のように教育委員会が管理するのではなく、学校協議会を通じて保護者や地域住民が直接に管理・経営に関わる学校。

 

ダブル・スクール

通常の学校に通学しながら、他の教育機関に通って学習する現象。個々の学生や生徒にとって、学校に通う目的が多様化、複数化していることから、このような現象が起きている。

 

フリー・スクール

既にあるカリキュラムを一律に子供に与えるのではなく、子供の自由や自主性を尊重し、個々の子供の要求に応じた教育を行うことを目的とする学校。わが国では不登校生徒の受け皿として機能している。

 

ホーム・スクーリング

アメリカで1990年代に広まった子どもを学校ではなく、家庭において教育する取り組み。ホーム・スクーリングを行うには、家庭が一定の条件を満たしていることが教育委員会に承認される必要がある。

 

ホームスタディ制度

埼玉県志木市が2002年度から開始した在宅学習支援制度。学習意欲があるにもかかわらず長期欠席状態にある児童生徒に対し、定期的に教員(市臨時教員、有償ボランティア、担任外教員など)を派遣する制度。

 

一条校

学校教育法第一条に掲げられた学校を一条校という。小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校および幼稚園をいう。

 

開かれた学校

家庭や地域社会と連携・協力する学校。学校の情報の公開と開示や学校評議員制度などを通じて学校運営への保護者や住民の参加によって、地域住民の交流の場やコミュニティの拠点としても機能する学校。

 

各種学校

学校教育法第一条に掲げられた学校(一条校)以外で学校教育に類する教育を行うもののうち、当該教育を行うにつき他の法律に特別の規定のあるもの、および専修学校を除くものを各種学校という。

 

専修学校

学校教育法第一条に掲げられた学校(一条校)以外で、職業もしくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として組織的な教育を行う教育施設のこと。

 

学校のスリム化論

子どもの教育における学校、家庭、地域の役割分担を見直し、生活習慣のしつけなど子どもの教育にかかわる何から何までを学校に期待する、過度の学校依存を改善しようとする考え方。新自由主義の思想に基づく。

 

教育の自由化論

学校に対する規制を排除し、学校の設立や教育内容などを自由化し、父母の学校選択を保障することを通じて学校教育に市場原理を導入し、学校教育の活性化と質の向上をもたらそうとする考え方。新自由主義に基づく。

 

学校文化

学校に特有の価値観や規範。学校の風土や雰囲気と呼ばれることもある。学校文化は、例えば日本の学校文化というように学校一般の文化を指して用いられる場合と、特定の学校の文化を指して用いられる場合がある。

 

子どもの発見と学校

アリエスは近代社会が成立する過程で子どもと大人の分離が進んだことを明らかにし、「子ども期」が歴史的に形成されたものであり、子どもの社会からの隔離がその後の学校化の基礎となったことを明らかにした。

 

子供の居場所

ただ子どもが居る物理的空間を指すのではなく、子どもが自己を肯定、受容したり、他者に受容されている、あるいは他者を受容していると感じたりして、精神的な安定を得ることのできる場所。

 

再生産論

学校が人種や階級などの不平等を再生産していることを明らかにし、そのメカニズムを解明しようとする、ボールズとギンタス、ブルデューらの議論。

 

脱学校論

学校制度が人間の制度への依存や疎外を生み出していることを指摘し、学校教育が個人と社会の進歩・発展を実現するという近代的な観念を批判し、学校制度を解体して社会を再編することを主張したイリイチらの議論。

 

特色ある学校づくり

学校現場への保護者や地域住民の参画や、教育課程の弾力化、少人数学習集団の編成、ティーム・ティーチングなどの導入により、学校が地域や子供の実態に応じながら、創意工夫を生かした教育活動を行う試み。

 

エコスクール

環境を考慮して設計・建設され、環境を考慮して運営され、環境教育にも活かせるような学校。環境教育ばかりでなく、いじめ不登校などの問題の解決を図る新しいアプローチとしても注目されている。

 

スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール

2002年度から文部科学省により開始された研究開発学校。英語教育を重点的に行う学校であり、英語教育を重視したカリキュラムの開発、英語による教育等について実践的研究が行われている。

 

スーパーサイエンスハイスクール

2002年度から文部科学省により開始された研究開発学校。科学技術、理科・数学教育を重点的に行う学校であり、理科・数学に重点を置いたカリキュラムの開発等についての研究が行われている。

 

学力向上フロンティアスクール

都道府県から提出された計画書に基づき文部科学省が「学力向上推進地域」を指定し、その中から都道府県教育委員会によって指定された学校。新しい学習指導要領の狙いとする「確かな学力」の向上を目指す学校。

 

 

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